幻のトマトジュース

かとちゃん&まるちゃん

2012年09月15日 19:55


お待たせしました‼
有機の里、島根県浜田市弥栄町の
やさか共同農場さんが年に一回だけ
生産する絞りたての
ストレートトマトジュースが、
24本入りました。



一瓶の中に、完熟トマトが14個
入っています。

しかも、
有機認証も取り、安心、安全
美味と三拍子揃った
国内でも
数少ないジュースです。

720ml 945円


やさか共同農場は、
40年に亘る有機栽培活動が
評価され、
今年、全国農業コンクールで
グランプリ受賞しました。
代表者である佐藤さんが、
毎日新聞7月26日朝刊“ひと”で
紹介
されました。


以前にもメインブログにも
書きましたが、
再度紹介します。
 

記事の要約
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食品添加物など、
食の安全が社会問題になり始めた
1972年、
「生活と生産の場が
 一つになった共同体を作ろう」と
仲間4人で
島根県弥栄村(現浜田市)の
中山間地域に入った。

18歳だった。

 艱難辛苦の末、
有機栽培の大豆や大麦を使った、
安心できる味噌を作り、
これが時代の流れをつかむ。

今、やさか共同農場は、
地元の営農組織とも連携し、
みそやトマトジュースなどの
有機加工食品を生産・販売する。

共同農場では
今、35人が働く。

入村時の目標が実現した今、
「若い世代が
 自分でハンドルを握れるようにするのが
  自分の仕事」と、
後継者育成にも力を注ぐ考えだ。

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 佐藤さん本人とは
直接お会いしていませんが、
やさかの味噌、
息子、
そして「自然食通信」で
彼のことを知っていましたので、
グランプリ受賞を心から祝福します。

やさか味噌を仕入れたのは、
今から5年前。

今でも、
当店ベストセラーの商品です。

息子(次男)と佐藤さんの関係は、
島根県立大学(浜田市)の学生であったことで、
ゼミの先生から言われ
1ヶ月間やさか共同農場
農作業体験をしたことです。

私達も1度訪問し、
弥栄村を肌で感じました。

自然食の問屋さんで購入した古本、
1988年発行の
「自然食通信」(農産物輸入自由化を問う)、
『討論会「いのち」育てる農業に連なる暮しを』の中で
佐藤さんが登場しています。

 一部紹介
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「多品目少量生産というと、
 いま、よく「有機農業」だとか言われる。

 僕らは、「有畜農業」って言うんですけど、
 その基本の考え方というのは
 農業経営の形というよりは
 農村の中での生活の仕方として
 ちゃんと食べて、
 そして農村だけが孤立するのではなく
 都会と繋がる農業の姿としたら
 有畜農業がいいだろう、
 ということなんです」。

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24年前も今も、
日本の農業が苦しんでいます。

3.11で
遺伝子組み換え食品が
国民の知らない間に
食卓に上がろうとしています。

そして、TPP問題は、
日本の最重要課題です。

安心・安全な食を作り続ける
「やさか共同農場」、
佐藤さんを始め仲間達を
これからも応援したいと思います。

尚、やさか味噌は、もう一つのブログをご覧ください。


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